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スタバのサイズについて<量・読み方・意味・サイズにまつわるエピソードなど>

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今回はスターバックスのサイズについてお伝えさせていただきます。

量や読み方などの基本的なことをはじめ、サイズに込められた意味や、サイズにまつわるエピソードなどもお話させていただきます。

 

 

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サイズの量は?読み方は?

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(引用元:http://www.starbucks.co.jp/howto/store/order.html

 

サイズ 読み方
Short ショート 240ml
Tall トール 350ml
Grande グランデ 470ml
Venti ベンティ 590ml

 

ドリンクの量は目安となっております。アイスドリンクのショートサイズは300mlとなっております。

ちなみにアメリカでは、コールドドリンクに関しては、ベンティより上のトレンタというサイズがあります。

 

ショートサイズの値段は?量と値段の関係!

ショートサイズの値段はスターバックスのメニュー表に載ってないことがありますが、注文することは可能です。Shortサイズの価格はトールサイズから40円引いた額となります。参考までに、下記にドリップコーヒーの価格を記載いたします。

 

商品名:ドリップコーヒー(HOT)

サイズ 値段
Short 280円 240ml
Tall 320円 350ml
Grande 360円 470ml
Venti 400円 590ml

 

量はショートサイズは240ml、グランデサイズは470mlです。つまり、+100円程払うことで約2倍の量のドリンクを飲めることになります。

 

一時期、「量は2倍、つまり原価は2倍にも関わらず、値段は倍ではなく+100円程なのショートよりグランデを買った方が良い!」というような内容を著した『スタバではグランデを買え!』という本が話題になったこともあります。

 

個人的には飲みたい量を飲むのが一番だと思います。

たくさん飲むことではなく、満足度を最大値にすることが大切だと思います。そんなに飲みたくない時にグランデサイズを注文しても、しんどくなってしまうことでしょう。時と場合に応じて、適切なサイズのドリンクを注文してくださいませ。

 

スタバのサイズの意味は?なぜイタリア語が混じっている?

スターバックスのサイズの名前は英語とイタリア語が混じっています。ショートとトールは英語で、グランデとベンティはイタリア語です。

グランデはイタリア語で「大きな」という意味。

ベンティはイタリア語で「20」という意味。カップのサイズが20オンスだったことに由来していると言います。

 

スターバックスはアメリカのシアトル発祥のコーヒーチェーンですが、イタリア語が混ざっているのはなぜなのでしょうか。

 

スターバックスが、カフェラテなどのエスプレッソドリンクを提供するようになった背景には、スターバックスの元CEOであるハワード・シュルツ氏が、イタリアのエスプレッソバーで飲んだカフェラテに衝撃を受けたのがきっかけとなっています。サイズの名称がイタリア語なのは、イタリアに敬意を表してということなのです。

 

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サイズにまつわるエピソード!~最初は店員さんも困惑!?~

スターバックスのサイズに英語とイタリア語が混在していることに関しては「ややこしい!」などの意見を多く耳にします。 

 

今では大分浸透してきたサイズの呼び方ですが、日本にスターバックスがやってきた当初は、店員さんたちも、オーダーを取り間違えたりする程、混乱してしまっていたそうです。

 

また、スターバックスのオープン当初、日ごとにお客さんは数を増し、列ができる程になったそうなのですが、行列になった理由にはサイズの呼び方も関係していました。

スターバックスのメニューボードが米国仕様でデザインが見づらいというのもあったのですが、慣れないサイズの呼び方に戸惑い、お客さんはオーダーに時間がかかっていたそうです。そのため、行列ができたそうです。

ややこしいサイズの名称にすることで行列ができるというのは、新しい集客のアイデアのヒントになりそうな話です。

 

さて、そんな戸惑いを覚えさせるサイズの呼び方は、スターバックスの関係者数人が会議室で思いつくままに作ったそうです。会議にいたメンバーの1人であるドーン・ピノー氏も「常用語として認知されているのは驚き」というように語っているそうです。

テイクアウト用のカップを持つ人々が街中に溢れてるのは今となっては普通ですが、そうした文化を広めたのもスターバックスです。スターバックスは人々の常識を覆す取り組みを多くしているのです。

 

サイズによって味が違うスターバックスラテ!

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スターバックスの定番メニュー「スターバックスラテ」は、実はサイズによって味が微妙に違うのです。 スターバックスラテはミルクとエスプレッソ(濃厚なコーヒー)で作られています。(関連:エスプレッソとは

 

ショートの場合はエスプレッソショットを一杯入れます、トールは一杯、グランデは2杯、ベンティーは3杯。ショートとトールの方がミルクの量は多いのに、エスプレッソは両方ともワンショットです。ですので、トールに比べてショートの方がやや苦みを感じるスターバックスラテに仕上がっているのです。

サイズによる味の違いを感じながら飲むのも楽しいのではないでしょうか。

 

詳しくは⇒スターバックスラテとは|おすすめカスタマイズ・サイズによって味が違う!?

 

スターバックスのサイズは呼び方に対しては「ややこしい」などのネガティブな意見もあると思います。しかし、その背景などを知ることで、そのややこしさがむしろ興味深く、楽しいものになっていくと思います。積極的にスターバックスを知ることで、より楽しいスタバライフを過ごしていただければ幸いでございます。

 

【関連】

スターバックス特集ページ! 

 

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