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ドトールコーヒーとは
▼運営会社情報
社名 | 株式会社ドトールコーヒー |
設立年月 | 1962年4月 |
本社 | 東京都渋谷区一丁目10番1号 |
創業者 | 鳥羽博道 |
代表取締役社長 | 星野正則 |
店舗数 | ドトールコーヒーショップ 1114店舗 エクセルシオールカフェ 122店舗 その他 98店舗 (平成30年12月末現在) |
企業理念 | 一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する。 |
ドトールコーヒーは、全国に1121店舗(平成30年1月末時点)を展開している、国内で2番目に店舗数の多いセルフサービスのコーヒーチェーンです。
ブレンドコーヒー(S)220円(税込み)とリーズナブルに飲めるため、ちょっとした空き時間に気軽に利用できるのが特徴です。
安いからとってコーヒーの味も評判も高いという印象です。「コーヒー通ではないけど、ドトールのコーヒーだけは美味しいと思う」という意見をよく耳にします。
緊張感を与えない雰囲気があって、ズボンに多少の染みがついていたとしても、気取らずにふらっと寄れるところが魅力です。老若男女に広く利用されています。
誕生
ドトールコーヒーは、1980年(昭和55)4月18日に立ち飲みのコーヒーショップとして原宿に誕生しました。
立ち飲みのコーヒーショップとしてオープンしたのは、創業者の鳥羽博道さんがヨーロッパのコーヒー業界を視察に行った際に、パリのシャンゼリゼ通りで見た光景がヒントになっているからです。
▼パリのカフェ
photo by Bryce Edwards some rights reserved
そこでは、お客さんが立ったままコーヒーを飲んでいる人がおり、鳥羽さんはその光景を見て「立ち飲みなら、コーヒーが安く提供できる」というようなことを思ったそうです。
▼創業者 鳥羽博道氏
ドトールコーヒー鳥羽博道名誉会長が札幌で語った「私の歩んできた道」①https://t.co/64VX0LxiBp#ドトールコーヒー pic.twitter.com/rBt23nldmX
— リアルエコノミー (@realeconomy) 2017年9月19日
ドトールがオープンした当初は喫茶店のコーヒー1杯の価格は300円程だったと言います。そんな中ドトールは1杯150円という低価格でコーヒーを提供しました。あまりの安さから「ドトールは失敗する」というのが大方の予想でした。
しかし、オイルショックによる景気低迷から、サラリーマンの給料が減り、1杯300円のコーヒーを飲むのが厳しくなっていったというような時代背景もあって、1杯150円でコーヒーが飲めるドトールコーヒーは支持を獲得していったのでした。
現在の日本には、低価格でコーヒーが飲めるセルフサービスのカフェは数多くあります。ドトールコーヒーはそんなセルフサービスのカフェの先駆けの存在なのです。
詳しくは⇒ドトールは立ち飲みのコーヒーショップだった!今はどこに存在する?
ドトールコーヒー系列の店舗
ドトールコーヒーショップを運営する株式会社ドトールコーヒーは、他のカフェも手掛けています。
店名 | 特徴 |
エクセルシオールカフェ |
「パリの小粋なデザートカフェ」がコンセプト。本格的なイタリアンエスプレッソを手軽に飲むことができます。コーヒー(S)300円(税込み)。 |
カフェ・コロラド | 地域密着型のコーヒー専門店。「健康的で明るく、老若男女に親しまれる店」というコンセプトでオープン。ドトールコーヒーショップよりも歴史は長い。コロラドブレンド440円(税込み)。 |
ル・カフェ・ドトール | ドトールコーヒーの最高級ブランド。 「最高のコーヒーを、最高のお店で、しかも気軽に楽しんでいただきたい」という思いの元に誕生。ブレンドコーヒー450円(税込み)。 |
カフェ レクセル | 「A CUP OF EXELLENCE(最高の一杯)」をコンセプトにスペシャリティコーヒーを提供しています。コーヒー(モカイルガチェフ)430円。 |
梟鳥茶房 | 「選りすぐりの本」と「その本のための珈琲」との出会いを楽しめるコンセプトカフェ。梟ブレンド500円(税込み)。池袋にある。 |
ドトール珈琲農園 | コーヒー農園主の邸宅をイメージした店内。ザ・ドトールブレンド540円(税込み)。 |
▼それぞれのお店の関連ページ
・エクセルシオールカフェの誕生秘話|スターバックスの影響で誕生した!?
・ ル・カフェドトール銀座店を徹底紹介!~メニュー・歴史・ランチ・店舗の雰囲気~
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メニュー
ドトールコーヒーのメニューは220円のブレンドコーヒーを中心に、全体的にリーズナブルな価格で提供されています。
フードはパン類が中心で、ミラノサンドやジャーマンドッグが名物商品になっております。ジャーマンドッグ(220円)は、パンの硬さが時代に合わせてマイナーチェンジされています。
デザートも充実しています。ミルクレープ(360円)は「とろける口溶け」が魅力のケーキで、1996年に発売されているロングセラー商品です。
ドトールのメニューは、リーズナブルでありながら、こだわって作られているのが特徴です。単にこだわってるだけでなく、しっかりと「これはこだわってる!」とユーザーに伝わってくるような味をしていると思います。
ミラノサンドの開発は熾烈を極めて、創業者の鳥羽博道さんが怒って皿を粉々に割ってしまうこともあったと言います。
詳しくは⇒ ドトールの知っておきたいおすすめメニュー!年間1000回カフェに通う男が厳選!
コーヒー
ドトールの主役と言えばブレンドコーヒーです。ケーキは単体で食べても美味しいですが、ブレンドコーヒーに合うように作られているので、一緒に食べるのがおすすめです。
ドトールのコーヒーは220円というリーズナブルな価格のため「質が低いから安い?」と思っている方もいるかもしれません。
ただこの価格というのは 「毎日飲んでも負担にならない価格はいくらだろう?」という発想から価格を決定し、そこから企業努力によって安いコーヒーを提供することに成功しているのです。
詳しくは⇒ドトールの「ブレンドコーヒー」は220円!安くて美味いには理由がある!
白ドトール ~イメージ刷新の動き~
▲白ドトール
ドトールコーヒーは、タバコ臭い、狭いなどというイメージがあって、女性からの支持を得にくいという問題を抱えていました。そんなイメージを刷新するために、外装が白いドトールが2010年より続々とオープンしていきました。
自動ドアで禁煙席と喫煙席が仕切られて、完全分煙を実現。コンセントも設置されていき、過ごしやすい店内。完成に至るまでには、赤外線スコープでタバコの煙の流れを追うなどの試行錯誤がされていました。
ドトールコーヒーを掘り下げて調べていくと、意外なこだわりがあったりと、驚かさせるような工夫がたくさんあります。知っていくと、とても楽しいと思います。
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