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ドトールコーヒーの由来
全国に現在1122店舗あって、220円で気軽にコーヒーが飲めるドトールコーヒーショップ。もはや知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
身近な存在であるドトール。けど、よくよく考えると「ドトール」って言葉がどういう意味かまで知ってる人はあまりいないでしょう。
ドトールはポルトガル語で「医者」という意味です。
なぜ医者なんでしょう。コーヒーで心も体も治療をする的な意味が込められているのでしょうか?
実はこれは、ドトールの創業者である鳥羽博道さんがブラジルの農園で働いていた頃に下宿していた場所が「ドトール・ピント・フェライス通り八五番地」という地名で、その時の気持ちを忘れないようにということで「ドトールコーヒー」という社名がつけられたそうです。
ドトールのロゴ
ドトールのロゴにはそれぞれの文字に縦の線が入っていますね。これはコーヒー豆をモチーフにデザインがされているのです。キュートですね。
「DOUTOR」の「O」の部分だけ黄色く斜めになっています。「斜めにした方がかっこいいんじゃね?」的なノリで斜めにしたのではなく、実はこれにもちゃんとした意味があるのです。
ドトールは英語圏では「ドーター」と間違って発音されてしまうことがあるそう。「ちゃんと発音してもらいたい!」と思って「ここにアクセントをつけるんだよ!」という目印として「O」の部分を目立つように黄色く斜めにしていると言われています。
その情報を聞いてロゴを見ると他の文字よりも「O」が少し高い位置にあって「ここで発音するんだよ~」という目印感が強いです。
間違った発音をしている外国の方がいましたら「あそこにアクセントを置くんだよ~」と教えてあげてください。
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ドトールが白くなっていく理由にはロゴが関係している
写真:白ドトール
スターバックスが日本で流行り出した当初、ドトールはタバコのイメージがあることで女性客をうまく取り入れることができていないという問題を抱えていました。
タバコのイメージを振り払って女性が入りやすい店舗へのリニューアルを勧め、現在のような「白ドトール」と呼ばれる、写真のように外装が白いドトールが各地に誕生していきました。
なぜ白くしたのか?これにはドトールのロゴが深く関わってきます。
リニューアルするにあたってどうするかとなった時に「ドトールのロゴは面白いよね」という話しになったそうです。
「これを目立たせるのにはどうしたらいいだろう?そうだ白だ!」
というようなことが白ドトール発案のきっかけ。
今までは黒い看板であまり目立っていなかったドトールのロゴですが、今は全面にロゴが押し出されている店舗が続々と出現。
確かに以前よりも「俺がロゴだぜ!」と言わんばかりの自己主張が強くなった気がします。
その甲斐もあって以前と比べて気兼ねなくドトールを利用する女性も増えているようです。
スターバックスから提訴!?
ドトールの系列店にエクセルシオールカフェという店があります。
スターバックスが流行りだし頃、これからはさらに競争が激化する何か対抗策を講じなければと言わんばかりにドトールカフェは新業態の「エクセルシオールカフェ」をオープンを画策したのです。
しかし、スターバックスを意識しすぎたせいなのか、看板のデザインがスターバックスと酷似してしまいスターバックスから提訴を受けるという自体が起きました。
ロゴはすぐに新しいものに変更。どこかおっちょこちょいな感じがしてかわいい話しです。
まとめ
社名の由来やロゴについて知ったことによりドトールへの愛着がより一層深まりましたでしょうか?
ドトールに行く機会がありましたら、ロゴを一度じっくり観察してから入店するのもありだと思います。
【由来・ロゴについて】
「タリーズコーヒー」の由来とは?~タリーズ会長がスタバにいたずら!?~
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