カプセルコーヒーメーカーを語る上で「ドルチェグスト」の存在は欠かせないと思います。
今回は、「カプセル式のコーヒーメーカーとは何か?」ということから「ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアム 」」を実際に使用した感想などをお伝えさせていただきます。
- カプセルコーヒーメーカーとは
- ドルチェグストについて
- 「UCCドリップポット」との違い
- 実際に使ってみた!
- 実際に飲んでみた!「カフェオレ」「モカブレンド」
- 本体購入と無料レンタルはどっちがお得?一杯あたりいくらで飲める?
カプセルコーヒーメーカーとは
「ドルチェグスト」はカプセル式のコーヒーメーカーの1種です。
カプセル式のコーヒーメーカーは通常のコーヒーメーカーとは違い、コーヒーの粉をセットするのではなく「カプセル」というものを使用します。
このカプセルをコーヒーメーカーにセットしてボタンを押すだけで簡単にコーヒーができます。とにかく手間がかからないのが特徴。
通常のコーヒーメーカーの場合は、使用後にフィルターについたコーヒー粉の洗浄などをする必要がありますが、カプセル式の場合は、使用したカップを捨てるだけなのでそういった作業が必要ありません。ちなみにカプセル式のコーヒーメーカーでは「UCCドリップポッド」「キューリグ」なども有名です。
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カプセルについて
カプセルは、特殊な製法によって本格的な味わいが楽しむことができます。コーヒーを淹れる技術がなくても、誰でも簡単に本格的な味が楽しめるのがカプセル式コーヒーメーカーの魅力なのです。
また、それぞれのメーカーごとにオリジナルのカプセルを出しており「そのカプセルの味を飲みたい!」という理由で、カプセル式コーヒーメーカーを買う人もいるようです。
カプセル一個あたり大体60円~100円くらいなので、コーヒー粉で淹れるよりかは、1杯あたりのコストがかかります。(価格はものによりますが)
個人的には、一杯あたりの値段が少し高いという点を除いては、相当使い勝手がよいコーヒーメーカーだと思います。ちょっとした手間が面倒でコーヒーを淹れるのが億劫になってしまう方などにはぴったりだと思います。
カプセル式コーヒーメーカーの特徴一覧
・カップをセットするだけで、とにかく手間がかからない。使用後にフィルターについてコーヒー粉を洗うという作業がない。
・すぐに飲める
・味のクオリティが高い
・専用カップのオリジナルの味が楽しめる
・1杯あたりの値段が高い(大体60円~80円程)
ドルチェグストについて
「ネスカフェドルチェグスト ジュニオ2 プレミアム」はカプセルコーヒーメーカーです。
手間なく本格的なエスプレッソドリンクを飲むことができます。カプチーノやカフェラテなどのミルク系のコーヒーを含めて15種類以上のラインナップが、簡単に作れてしまうのが魅力です。「忙しい朝に手軽にカフェラテを飲みたい!」という願望を抱いている方にはぴったりのコーヒーメーカーなのです。
エスプレッソとは何?ドルチェグストの魅力である点!
ドルチェグストは「エスプレッソ」という種類のコーヒーを作るのがメインです。「オリジナル ブレンド」などのブレンドのラインナップもありますが、圧力をかけるという工程があるためエスプレッソのような味わいになっているのです。
ところでこのエスプレッソとはなんなのでしょうか?
エスプレッソは、圧力をかけて抽出したコーヒーです。噛み砕いていうと、ギューっと凝縮して作った濃厚なコーヒーとでも言った方がよいかもしれません。ブレンドコーヒーなどとは全く違う味わいです。ちなみに、カフェラテはエスプレッソとミルクを合わせたものなので、エスプレッソドリンクの1種に含まれるのです。
エスプレッソドリンクを自宅で作ろうと思ったら、結構な手間がかかります。また、カフェラテやカプチーノなどの、ミルク系のエスプレッソドリンクはより手間がかかります。ドルチェグストの場合は、そんなエスプレッソドリンクをレバー操作で簡単にできてしまうのが魅力なのです。
詳しくは⇒エスプレッソとは?スターバックスやタリーズとの深い関係!
美味しさの証「クレマ」とは何?自宅で飲めるのはすごいの?
ドルチェグストでは繊細な「クレマ」が実現しているのが、特徴のひとつです。クレマとは一体なんなのでしょうか?あるとそんなにすごいのでしょうか?
エスプレッソのコーヒーの見所と言えば「クレマ」です。クレマはエスプレッソの表面に立つ黄金色の泡のことです。この泡はエスプレッソの美味しさを表すバロメーターと言われております。
この「クレマ」は普通のコーヒーメーカーでは作ることはできません。手軽にこのクエマの繊細な泡の味わいを楽しめるのが「ドルチェグスト」のよい点だと思います。
何種類ある?何が飲めるの?
現在カプセルは21種類のあります。
オリジナルブレンドをはじめ「カフェオレ」「カプチーノ」などのミルク系コーヒー。また「アイスコーヒーブレンド」「アイスカプチーノ」などのアイスドリンク。チョコチーノというミルクココアなどもあります。
「UCCドリップポッド」や「キューリグ」など他のカプセルコーヒーメーカーは、コーヒーの種類は豊富でもミルク系のコーヒーなどはカプセルで作ることはできません。
ドルチェグストではミルク系などのバラエティに富んだラインナップはコーヒー通の方でなくても楽しめるところがよい点だと思います。
<ラインナップ一覧>
・オリジナルブレンド
・モカブレンド
・リッチブレンド
・カフェオレ
・カフェオレ’(カフェインレス)
・カフォレオレインテンソ
・レギュラーブレンド(ルンゴ)
・レギュラーブレンド(カフェインレス)
・ローストブレンド(ルンゴ インテンソ)
・アイスコーヒーブレンド
・エスプレッソ
・エスプレッソインテンソ
・カプチーノ
・アイスカプチーノ
・ラテ マキアート
・ソイラテ
・ティー ラテ
・宇治抹茶ラテ
・宇治抹茶
・チョコチーノ
・濃い抹茶
「UCCドリップポット」との違い
「ドルチェグスト」は、同じカプセルコーヒーメーカーである「UCCドリップポッド」と比較されることがあるのですが、両者には大きな違いがあります。
「ドルチェグスト」は「オリジナル ブレンド」などのブレンドを謳った味のものもありますが、全て圧力をかけて抽出するためエスプレッソの味わいがするコーヒーとなっています。
一方「UCCドリップポッド」の場合は、エスプレッソドリンクを作ることはできません。カフェでブレンドコーヒーを飲んでいて「こういう本格的なコーヒーが家でも飲みたい!」という方向けのコーヒーメーカーとなっています。
ドルチェグストではエスプレッソを飲みたい方、また「カフェラテ」「カプチーノ」などを手軽に飲みたい方におすすめのコーヒーメーカーだと思います。
詳しくは⇒カプセルコーヒーメーカー「UCCドリップポッド」徹底解説!実際に使用した感想!【DP2】
実際に使ってみた!
「ドルチェグスト」の魅力は、手間をかけず本格的なコーヒーが飲めるところです。しかし実際のところはどうなのでしょうか?「ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアム 」を使ってみました。
手間は本当にかからないのか?
「UCCドリップポッド」でコーヒーを淹れる手順を、おおまかにまとめてみました。実際に使用している感覚を掴んでいただければ幸いです。
①給水タンクに水を入れて本体にセットします
②コンセントを差し、電源を入れる
③電源ボタンが緑になったら、トレイにカップを置く
④抽出レバーを上下に倒して、抽出量を決める
⑤カプセルを入れる(④と⑤の手順はどちらが先でもよい)
⑥レバーを赤いシールが貼ってある方に倒す
⑦完成!
片付けは、カプセルが入ってたところを取り出して洗うだけです。手間はほとんどかかりません。レバーの操作もカンタンです。
音はどうなのか?
コーヒーが出て来る約30秒程の間は結構大きな音が出ます。アパートで朝5時とかに作る場合は、少し抵抗を感じるくらいの音です。
実際に飲んでみた!「カフェオレ」「モカブレンド」
「カフェオレ」を飲みました。
表面にはしっかりと泡が立っています。ミルクの香りが強く、コーヒーらしい酸味も感じられ、しっかりとした本格派のカフェオレが飲めてる感じがよいです。
泡が立っているような本格派のカフェオレが自宅で飲めるというのは、やはりテンションが上がります。しかも、レバー操作で簡単にできるのが嬉しい。質の高いドリンクバーが家にあるような、なんだか子どもの頃のちょっとした夢を叶えている感があります。
朝起きて、テレビを観ながら、カフェオレを飲めるのは贅沢な気分。1杯あたり57円程で、このような気持ちが味わえるのはよいですね。
「モカブレンド」というブレンドコーヒーよりの、ドリンクも飲みました。表面にはしっかりと泡が立っています。本当にクレマが自宅で簡単にできます。
味はブレンドコーヒーとは、やはり別物で、エスプレッソらしい強めの酸味とクレマが醸し出す独特のコクのようなものを感じることができます。量がたっぷり飲めるところがよいですね。
本体購入と無料レンタルはどっちがお得?一杯あたりいくらで飲める?
「ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアム」の入手方法は、2通りあります。本体を購入する方法と無料でレンタルする方法です。
目的によって、お得になるかどうか変わってきます。以下ではそれぞれの価格やメリット・デメリットなどをお伝えさせていただきます。
本体を購入する
「ネスカフェ ドルチェグスト ジュニオ2 プレミアム」は店頭やネット通販で本体を購入することができます。
本体の価格はamazonで6547円(税込み)(2018年2月現在)で販売されています。
カプセルは定番の味であるリッチブレンドやカフェオレが16杯入りで924円(税込み)で販売されています。1杯あたり約57円で飲むことができます。この価格は、他のカプセルコーヒーメーカーの「キューリグ」や「UCCドリップポッド」と比べても安いです。
「ドルチェグスト」の場合は、本体を購入する意外に、無料で本体をレンタルするという方法もあります。人によっては、本体を購入するよりかははるかにお得になるのです。
無料レンタルについて
どうすれば無料でレンタルできるの?
無料レンタルの最大の魅力は本体を購入しなくても、マシンが使えることです。
それだけでなく、無料レンタルをすればカプセルを市場で最も安い価格で購入することができるのです。レンタルをする場合は専用カプセルを定期的に購入すればOKです。お届けは二ヶ月に1回。
要するに1ヶ月に2箱のカプセルを定期購入すればマシンのレンタルを無料ですることができるのです。
値段は安いの?
コースには2種類あります。4箱以上お届けコースと、6箱以上お届けコースです。4箱以上のコースだとカプセルが5%引きになります。6箱以上のコースだとカプセルが10%引きになります。
リッチブレンド、カフェオレは16杯入りで4箱以上のコースだと876円(1杯あたり約54円)、6箱以上のコースだと831円(1杯あたり約52円)。
いずれにしても、amazonなどで購入するより安いです。
解約はできるの?
3回以上の購入で解約をすることができます。特にペナルティもありません。
自分のペースでドルチェグストを楽しみたい方や、本体を欲しい方は購入した方がよいと思います。
無料レンタルの方が、カプセルの値段も通常よりも安く、本体の価格も無料なので毎日「ドルチェグスト」を楽しみたい方にはこちらの方がおすすめです。
ドルチェグストがあると、コーヒーが苦手な友人が遊びに来た時にも、もてなせるようなランナップのカプセルがあるのがよいです。ボタンひとつで色んなドリンクができるのは子どもの頃の夢を叶えている感もあって個人的にはよいと思いました。
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