今回は、有名カプセルコーヒーメーカーである「ドリップポッド」「キューリグ」「ドルチェグスト」を比較させていただきます。
コーヒーチェーンを中心に年間1000回カフェに通う私が、実際に使用した感想を交えながら、それぞれの特徴などについてお伝えさせていただきます。
個別にも解説させていただいております⇒
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カプセルコーヒーメーカー比較早見表!
最新のマシンの比較表を作成させていただきました。それぞれのコーヒーメーカーの詳細は下記にて説明しております。(スマホではスクロールで全体が閲覧できます。)
ドリップポッド(DP2) | キューリグ(ネオトレビエBS200) | ドルチェグスト(ジェニオ2プレミアム) | |
---|---|---|---|
本体画像 | |||
本体の価格 | 19440円(税込) | 10800円(税込) | 9800円(税込) |
1杯あたりの値段 | 約67円~ | 約70円~ | 約57円~ |
カプセルの種類 | 20種類以上 | 19種類 | 15種類以上 |
飲めるドリンク | コーヒー・紅茶・日本茶・アイスコーヒー等 | コーヒー・紅茶・緑茶・中国茶・アイスコーヒー等 |
エスプレッソ・アイスコーヒーカプチーノ・ティーラテ・抹茶等 |
備考 | レギュラーコーヒーも飲める | スタバ・タリーズのカプセルが飲める | ミルク系のコーヒーが作れる |
※本体価格は公式通販のもの
それぞれのカプセルコーヒーメーカーの特徴!
「ドリップポッド」「キューリグ」「ドルチェグスト」は、カプセルコーヒーメーカーの特徴である「手軽に本格的なコーヒー」を作ることができるという共通の特徴は持っています。
しかし、それぞれごとに違った特徴や機能がありますので、下記にてご説明させていただきます。
UCCドリップポッド【DP2】
特徴①<電源を押してから90秒で本格コーヒーが完成!>
「UCCドリップポッド」は、自宅で簡単にプロのハンドドリップコーヒーが楽しめます。電源をを押してから90秒でスピーディーにコーヒーが完成し、片付けの手間などもほとんどかかりません。
忙しい朝にも気兼ねなく本格的な味わいのコーヒーが飲めるというのが魅力です。また、今までは不可能とされていた「スペシャリティコーヒー」というハイクオリティなコーヒーも淹れることができるのです。
今回比較している3つのカプセルコーヒーメーカーの中では一番操作性がシンプルで、完成までのスピードが早く、最も使いやすいと感じております。
特徴②<手掛けるのは上島珈琲>
「UCCドリップコーヒー」を手掛けるのは上島珈琲店株式会社です。上島珈琲と言えば「大人のための喫茶店」をコンセプトとしたコーヒーチェーンで「黒糖ミルク珈琲」をはじめ、こだわりの「ネルドリップコーヒー」などが有名です。ですので、味に対する信頼は高いです。
特徴③<レギュラーコーヒー(粉のコーヒー)も飲める>
「UCCドリップポッド」では、コーヒーから紅茶、日本茶まで20種類以上の味を楽しむことができます。
ドリップポッドは専用のポッドだけでなく、レギュラーコーヒー(粉のコーヒー)も作ることができるのが魅力です。
抽出量も調節できるので、普通のコーヒーメーカーがなかったとしても、レギュラーコーヒーを作る役割も担ってくれるのがよいところです。
「UCCドリップポッド」が、レベルの高いコーヒーを提供しコーヒーに対して意識が高い人方から支持されているようです。
ドリップポッドの特徴まとめ
・電源を押してから90秒で本格的なコーヒーが飲める
(3社の中では操作性がシンプルで最も使いやすい※個人の感想)
・手掛けるのは上島珈琲
・コーヒーから紅茶、日本茶まで19種類以上の味
・レギュラーコーヒー(粉のコーヒー)も作れる
・自宅で本格的なコーヒーを楽しみたい人に向いている
詳しくは⇒カプセルコーヒーメーカー「UCCドリップポッド」徹底解説!実際に使用した感想!【DP2】
世界のコーヒーお届け便 【外部リンク】
キューリグ【ネオトレビエBS200】
特徴①<アメリカでは超有名>
キューリグは、日本ではあまり知名度がありませんが、アメリカでは超メジャーなコーヒーメーカーなのです。アメリカでは北米全土で2000万以上の家庭やオフィスに、キューリグのコーヒーメーカーが置いてあるといいます。キューリグで使用されるカプセルである「Kカップ」は、街の至る所で販売されているそうです。
特徴②<カプセルを手掛けるのは上島珈琲 >
キューリグには「Kカップ」というカプセルを使用します。このキューリグのKカップは、日本では上島珈琲が手掛けております。(ドリップポッドも上島珈琲が手掛けていますが、互換性はありません)
キューリグでは、コーヒー15種類、紅茶、緑茶、中国茶2種類の合計19種類のドリンクを飲むことができます。コーヒーの取り揃えが多いのが特徴で、自分好みの一杯を探すのも楽しいと思います。
特徴③<スターバックスやタリーズのカプセルが飲める>
個人的には、最もキューリグの魅力だと思うのは、スターバックスやタリーズのカプセルが飲めるというところです。
キューリグはアメリカでは一般的に使用されているため、アメリカでは500種類以上のKカップが販売されていると言います。スターバックスやタリーズコーヒーからも販売されており、日本でもamazonや楽天、海外オークションサイトのebayから入手することが可能です。
スターバックスが好きな人などは、今までとは違った新しいスターバックスの世界観が広がり楽しいかと思います。
【関連】「キューリグ」でスタバのコーヒーを飲む方法を解説!感想は?【フレンチロースト】
特徴④<風情があるカプセルコーヒーメーカー>
「キューリグ」は、手間もかからず簡単に本格的なコーヒーを作れますが、操作性で言うと正直言うと「ドリップポッド」の方がシンプルで使いやすいと思います。
しかし、カプセルに針を刺した時にぷつりと鳴る音であったり、愛くるしいフォルムであったりとか、味のある雰囲気があって、ボタンを押すだけで簡単にコーヒーができるのなぜかコーヒーを作ってる感を与えてくれる感じがします。風情があるのが魅力。
キューリグの特徴まとめ
・カプセルは上島珈琲が手掛ける
・スターバックスやタリーズのコーヒーが飲める
・コーヒーを作っている感があって風情がある
詳しくは⇒カプセルコーヒーメーカー「キューリグ」徹底解説!実際に使用した感想!【ネオトレビエBS200】
ネオトレビエ (BS200) クイーンレッド 1台【外部リンク】
ドルチェグスト【ジェニオ2プレミアム】
特徴①<エスプレッソドリンクが簡単に飲める!>
手間なく本格的なエスプレッソドリンクを飲むことができます。エスプレッソは、圧力をかけて抽出したコーヒーです。噛み砕いていうと、ギューっと凝縮して作った濃厚なコーヒーとでも言った方がよいかもしれません。
エスプレッソは自宅で作ろうと思うと本来は結構な手間がかかります。それが美味しさのバロメーターである表面の黄金色の泡であるクレマを伴う本格的なエスプレッソがレバー操作で簡単にできるのが魅力なのです。
特徴②<ミルク系のコーヒーなどバラエティが豊富!>
ドルチェグストでは、「オリジナルブレンド」をはじめ「カフェオレ」「カプチーノ」などのミルク系コーヒー。また「アイスコーヒーブレンド」「アイスカプチーノ」などのアイスドリンク。チョコチーノというミルクココアなどもあります。15種類以上のミルク系などのバラエティに富んだラインナップはコーヒー通の方でなくても楽しめるところがよい点だと思います。
ドルチェグストの特徴まとめ
・レバー操作で簡単に本格的なエスプレッソができる
・ネスカフェが手掛ける
・「カフェオレ」「カフェラテ」などのミルク系のコーヒーや「チョコチーノ」まで、バラエティに富んだランナップ
・コーヒー通でなくても、楽しめる
詳しくは⇒ネスカフェ ドルチェグスト徹底解説!実際に使用した感想!【ジェニオ2 プレミアム 】
コーヒーマシンが無料でもらえる!【ネスレ日本公式】 【外部リンク】
「ドルチェグスト」は別物!?
よく比較される「ドルチェグスト」「ドリップポッド」「キューリグ」ですが、そもそも「ドルチェグスト」は別物だと思います。
「ドルチェグスト」は全てのコーヒーを圧力をかけて抽出します。そのため、ブレンドコーヒーとは異なる特徴を持つ味わいになります。ですので、本格的なブレンドコーヒーの味わいを楽しみたいのであれば、「ドリップポッド」」と「キューリグ」を選ぶべきだと思います。
「ドルチェグスト」の魅力はミルク系のコーヒーや簡単にエスプレッソが作れることです。自分に合ったカプセルコーヒーメーカーを選ぶ際は、それらのことを踏まえて選ぶのがよいと思います。
値段を比較!どこが安い?
値段に関しては購入場所によって大きく違います。公式通販で購入した場合は、価格にばらつきがあるので、今回は「僕がリアルに新品で購入するとしたらこの場所」ということを考えてamazonを規準に価格を算定させていただいております。
また、カプセルの値段も多くのものがリリースされているので、今回は最も定番の味わいで比較させていただいております。
※時期によって値段は変わりますので、購入などに際してはその都度ご確認くださいませ。
UCCドリップポッド DP2
「ドリップポッドDP2」本体の価格:12560円
カプセル(リッチブレンド):1杯あたり約67円(8個入り539円)
※価格は税込み
本体は無料で手に入れる方法もある
ドリップポッドの場合は、頒布会というカプセルを定期購入することで無料でドリップポッドを手に入れる方法があります。
その場合は。月替わりコーヒーが16杯と、ブレンドコーヒー2種が32杯分。月48杯分(1杯約81円)のコーヒーが毎月届きます。3回注文すれば解約することができるようになります。
12ヶ月経過するとマシンは自分のものになり、48杯のコーヒーを月2900円(1杯約60円)で飲むことができます。
世界のコーヒーお届け便 【外部リンク】
キューリグ ネオトレビエ BS200
「キューリグ ネオトレビエ BS200」本体の価格:8061円
カプセル(ベーシックロースト):1杯あたり約70円(12個入り841円)
※価格は税込み
ドルチェグスト ジェニオ2プレミアム
「ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアム」本体の価格:6547円
カプセル(リッチブレンド)コーヒー1杯あたり約57円(16杯入りで924円)
※価格は税込み
本体を無料でレンタルすることもできる
ドルチェグストは本体を無料でレンタルすることもできます。定期購入が条件で、3回以上購入することで解約することができるようになります。
定期購入のコースは2種類。4箱以上お届けコースと、6箱以上お届けコースです。4箱以上のコースだとカプセルが5%引きになります。6箱以上のコースだとカプセルが10%引きになります。
リッチブレンド、カフェオレは16杯入りで4箱以上のコースだと876円(1杯あたり約54円)、6箱以上のコースだと831円(1杯あたり約52円)。頻繁に飲む場合だと定期購入の方が安いのです。
コーヒーマシンが無料でもらえる!【ネスレ日本公式】 【外部リンク】
価格一覧
ドリップポッド | キューリグ | ドルチェグスト | |
---|---|---|---|
本体の価格 | 12560円 | 8061円 | 6547円 |
1杯あたりの値段 | 約67円 | 約70円 | 約57円 |
※価格は全て税込み 。本体購入はリアルに自分が購入する場合を考えてamazonで算定。
価格だけで見ると、ドルチェグストが一番お得です。
結局どれを選べばよい?
カプセルコーヒーメーカーは、どれも手間なく本格的なコーヒーを入れることができます。結局どれを選べばよいのかということを、僕なりに考えて簡潔にお伝えさせていただきます。
こんな人はドルチェグスト!
ドルチェグストでは「カフェラテ」「カプチーノ」などのミルク系コーヒーが作ることができるのが魅力です。また、本来手間がかかるはずのエスプレッソも簡単に作れてしまいます。
バラエティに富んだラインナップを楽しみたい方はドルチェグストがよいと言えるでしょう。ちなみにドルチェグストは本体代は無料で手に入れることも可能です。
詳しくは⇒ネスカフェ ドルチェグスト徹底解説!実際に使用した感想!【ジェニオ2 プレミアム 】
こんな人はドリップポッド!
ドリップポッドと迷うとしたらキューリグだと思います。
キューリグの場合は、電源を押してから数分間待たないと行けないのですが、ドリップポッドの場合は電源を押してから90秒でコーヒーを飲むことができます。
コーヒーの味のレベルはとても高いと思います。最初に「リッチブレンド」という味を飲んだ時は「店じゃん」という感想を漏らした程です。
本格的なブレンドコーヒーを手軽に飲みたい方は、ドリップポッドがよいと言えるでしょう。また、レギュラーコーヒー(粉のコーヒー)も飲めるようにしたい方にもおすすめ。ちなみに、こちらも本体を無料でレンタルする方法がございます。合わせてご検討くださいませ。
詳しくは⇒カプセルコーヒーメーカー「UCCドリップポッド」徹底解説!実際に使用した感想!【DP2】
こんな人はキューリグ!
キューリグの一番の魅力は個人的にはスターバックスやタリーズなどアメリカで販売されているカプセルが飲めるという点です。スタバのカプセルを飲もうと思ったら、キューリグを手に入れるしかないのです。
UCCドリップポッドと悩むところではありますが、アメリカで販売されているカプセルを発掘するという楽しみを提供してくれるのは、キューリグでしか味わうことができません。スタバ好きはキューリグがおすすめです。
詳しくは⇒カプセルコーヒーメーカー「キューリグ」徹底解説!実際に使用した感想!【ネオトレビエBS200】
カプセルコーヒーメーカーは、それぞれに個性があるので、明確に「これが一番よい!」ということはできないと思います。目的に合わせて自分にあったカプセルコーヒーメーが見つかれば幸いでございます。
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