今回は「白ドトール」を紹介させていただきます。
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白ドトール誕生の経緯
ドトールには「白ドトール」と呼ばれる店舗が存在します。
白ドトールはスターバックスが日本に上陸し、世間にカフェブームが到来したのがきっかけで誕生しました。
スターバックスの出現によって、世の女性達の「おしゃれなカフェに行きたい!」という欲求が強まっていきました。
そんな中ドトールは「ダサいし、タバコ臭いし」というようなネガティブなイメージがあって、女性からすると利用しずらいようなカフェでした。
そんな今までのドトールのイメージを一新すべく誕生したのが「白ドトール」です。
白ドトールは通常のドトールから、目覚ましい進化を遂げたのです。一体どこが進化したのでしょうか?
白ドトールと普通のドトールは何が違うの!?
白ドトールは外観が白いというところが特徴に挙げられます。
外観だけではなく、機能面でも大きく通常のドトールとは異なるのです。
コンセントと3つのゾーンに分かれた店内
コンセントが設置されている等「白ドトール」はとにかく利便性に富んでいます。
「クイック」「ワーク」「ゆったり」などそれぞれの用途に応えられるように店内は3つのゾーンに分けられているような店舗もあります。ちょっとだけ寄るのもよし、仕事をするのもよし、ゆったりと読書に耽るもよし、ひとつの店舗で目的に応じた使い方ができるところは魅力的です。
テーブルや椅子も、お客さんの用途に合わせて使い分けられており、「ドトール吉祥寺公園口店」のように14種類以上の椅子を駆使している店舗もありました。
店内のノイズを分析!BGMへのこだわりが凄い!
ドトールの店内BGMは、株式会社USENの担当者がプレイリストを作成しています。
店内BGMはドトールコーヒーのBGM担当者とミーティーングを経て、最終的に流す曲が決定します。流れている曲は音楽通も感心するような選曲だと言われています。
白ドトールにするにあたっては、店内で発生するノイズを分析して、会話の邪魔にならない音楽や音質を提供するために徹底した研究を行ったそうです。
確かに「BGMが気になって会話ができないよ!」なんて自体に僕は直面したことはありません。工夫に気づかない工夫が凄いですね。
(店内BGMについて詳しくはこちら⇒ドトール|店内BGMへのこだわり!流行りの曲を流さない理由!)
【関連記事】『ドトールの店内BGMで学ぶ音楽「ザ・ビーチボーイズ」について』
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タバコ問題は赤外線スコープで解決!?
白ドトールでは完全分煙が実現していますが、ここまでの道のりも険しいものだったそうです。
ドトールのリニューアルにあたって「タバコ臭い」というイメージを払拭するのが大きな課題でした。ただ、分煙をしてもどうしても、扉を開けた瞬間などに、タバコの煙が禁煙フロアに流れてしまうという問題に直面してしまいました。
そこで、室内に充満する煙を全部吸い込んでしまおうと考えました。研究のため、閉店後のお店で赤外線スコープで煙の流れをチェックしていたそうです。
その結果、禁煙スペースにタバコを流れないようにすることができて、さらには喫煙室が煙でモクモクすることもなくなったのです。
これは体感でわかりますので、ぜひとも喫煙室に試しに入ってみてください。以前のドトールを知ってる方は「そう言えば全然違う!」と感じることでしょう。
(分煙の取り組みに対して詳しくは⇒ドトールの分煙への取り組みが凄すぎる!赤外線スコープを駆使した空間作り!)
白ドトールはどうして「白」なのか!?
写真:ドトール渋谷センター街店
「ドトールのロゴは面白いけど黒い看板で目立たない 、だったらドトールのロゴが強調できる白にしよう」という案が出て、現在の白ドトールは生まれました。
白にはピュアや無垢なイメージが湧き、以前の「ダサい」「狭い」「タバコ臭い」などのイメージを払拭できるという狙いもあったそうです。
ちなみに、白ドトールの1号店は2010年11月にオープンした「ドトール渋谷センター街店」です。
白ドトールは公式なPRはなく、SNSなどによって拡散されて話題になりました。
白ドトールの完成形と呼ばれるのが「ドトール赤坂一丁目店」。白い外観が大きな話題を呼んだそうです。
【関連】『ドトールの「照明」のこだわりが凄い~ドトール赤坂一丁目店』
まとめ
赤外線スコープ、ノイズ分析、まさかそんなハイテクな技術が駆使されて「白ドトール」が構築されているとは、普通だったら気づきません。
白ドトールは女性の方も入りやすいおしゃれな店舗です。工夫を感じながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
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