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トルコのイスタンブールにグランドバザールという一大マーケットがある。そこから徒歩3分の場所に「T-CAFE」はある。
ここはT-SHOPという日本で言うPLAZAのようなお店に併設されたカフェである。イスタンブールはまだまだ個人商店っぽいカフェが沢山あるのだがこのT-CAFEは街に馴染まないほどのキレイなカフェである。(別にイスタンブールが汚いという訳ではないが)
一階は道路に面していて道行く人を眺めながらコーヒーを楽しむことができる。二階はガラス張りになっていて上から路面電車等を眺めながらコーヒーを楽しむことができる。
コーヒーを頼んだ。もちろんターキッシュコーヒー(トルコのコーヒー)を頼む。7.5トルコリラ(約230円)だった。
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ターキッシュコーヒーには必ずと言っていいほど「水」がついてくる。日本のカフェのようにいつも先に水を提供されるわけではなく、ターキッシュコーヒーと同時に出てくる。
ターキッシュコーヒーの味が濃いからチェイサー的な感じで水が出てくるのかな?
そう思っていたけど、よく考えるとそんな訳はない。
なので店員さんに聞いてみた。
「何でターキッシュコーヒーと水はセットで出てくるんだい?」
店員さんは僕のつたない英語にヘラヘラしている。
「その水はスープ代わりさ」
「?」
後で調べてみたらターキッシュコーヒーは豆が直にコーヒーの中に入っているので僕が最初に飲んだ時のようにくるくるかき混ぜてしまうと(トルコイスタンブールカフェ「SEDA」~初の文化~)豆が喉に引っかかる事がある。
その時に引っかかりを取る為に水を飲むのだそうだ。
完全に店員さんにおちょくられた。
僕は海外に行くとよく外国人の方からおちょくられる。
ニューヨークに行ったときはネイティブの中に「I Want」程度しか話せない僕が混ざって僕が話している風を出したので
「サムライ!(僕の当時のあだ名)お前は英語が喋れないんだからテキーラでも飲んでろ!ハハハ!」と言われ
「いや、僕はお酒も弱いんだ」と言うと
「サムライ!お前は何もできないな!ズバッ!(僕を刀で切りつけるジェスチャー)」
とおちょくられていた。
今、トルコでも水をスープだとおちょくられている。
英語が不得意で体が小さいと日本人は海外で盛り上げるのが簡単だな、と思いこれからもおちょくられつつ盛り上げていこうと思った。
~福永より~

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