トルコのカフェ文化は少し特殊で面白いです!変わった飲み方が要求されるコーヒー、街の至るところにある占いカフェ、そしてチャイ配りまくりの光景。
知ればカフェライフがより楽しくなるはずです!
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トルコは今でも初期のコーヒーの飲み方をしている!?
コーヒー豆は最初は生豆という白っぽい状態です。この豆を使ってコーヒーを作っても全然美味しくありません。この生豆を焼くことで、コーヒー豆は茶褐色になりようやくコーヒーらしい味が出るようになります。そして、その豆を粉状にして、お湯に成分を移す抽出という工程を経て、ようやくコーヒーが完成するのです。
この生豆を煎ってから煮出すようになったのは、13世紀頃と言われています。コーヒーは当初、イスラム世界の間では眠気覚ましとして重宝されていました。
当初はイブリックという柄杓のような形をした抽出器具の中に、粉コーヒーと水を入れて煮出して、カップに注いで上澄みを飲むという方法が取られていました。現在でも、トルコでは上澄みを掬って飲む、ターキッシュコーヒー(トルコ式コーヒー)が今でもカフェで振る舞われているのです。
ターキッシュコーヒーをうっかりくるくると混ぜて飲んでしまうと、下に溜まっているコーヒーの粉が大量に口の中に入ってきて「これだからトルコは・・・」と的外れな文化批判をしかねないので、飲む時は気をつけて下さい。
(ターキッシュコーヒーをトルコで飲んだ感想は「りょうてつ」の世界のカフェレポートで⇒トルコイスタンブールカフェ「SEDA」~初の文化~ )
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占いカフェがいっぱいある!?
また、トルコのイスタンブールにはコーヒーを使った占いをしくれるカフェがたくさんあります。
「LupeCafe」という店では、25トルコリラ(約750円)でコーヒーと占いのセットが注文できます。コーヒーも飲めて、未来も知れる。これで750円なら安いと言えるのかもしれません。
占いの方法は、まず、コーヒーを飲み終わると下にコーヒー豆が残ります。そうしたらカップにソーサーを被せてひっくり返します。
一般的なコーヒー占いの場合は、ソーサーに粉を落としてカップに残ってる模様を見て占いを行うようですが、「LupeCafe」では、ソーサーにどのよう形のコーヒー豆が残るかというので判断していたようです。
切羽詰まってる時に、コーヒー占いをしたら「いい形になってくれ!お願いだ!」と心の中で祈りながらのコーヒーブレイクになるかもしれませんね。
(占いの結果は「りょうてつ」の世界のカフェレポートで⇒トルコ、イスタンブール「Lupe Cafe」~占いのできるカフェ~ )
チャイがありまくり!?
トルコは実は国民一人あたりの紅茶の消費量が世界一なんです。「僕はイギリスの方が紅茶を飲んでると思う」そう主張する方もいるかと思いますが、実際にトルコに行ったら「僕が間違ってたトルコがNO1だよ」と意見が180度変わってしまうような光景が見れるそう。
トルコではお茶のことを「チャイ」と呼び1日に10~20杯飲むことはざらにあるそうです。
また、町の至るところでおもてなしとして「チャイ」が振る舞われているのです。ホテルに着いた時、ホテルのテラスで休んでいる時、お店でウィンドウショッピングをしている時、お店で何かを買った時、レストランで食事をした後など、とにかくチャイをもらいまくれるそうなのです。店で飲んでも非常に安くて2トルコリラ(約60円)で飲めたりするそうで、かなり得。
トルコでチャイを飲みまくってる人がいても「チャイを飲みまくる特殊なトルコ人がいる!」と驚かないでください。トルコの多くの方がチャイが好きなのです。
(チャイの感想は「りょうてつ」の世界のカフェレポートにて⇒トルコ、イスタンブールのカフェ「sait efendi」~トルコとインドのチャイ~)
トルコのカフェの文化は少し特殊で面白いですね!トルコに行ったら、チャイを飲みまくって占いをして、コーヒーの上澄みのみまくりで、忙しくも楽しいカフェライフを過ごせそうです。
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