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トルコのイスタンブールにあるカフェ「GRSNDE CAFE」
今日僕はここに来た。
ここのカフェは店頭のショウケースにズラッとケーキが並んでいる。道を歩いていてケーキを見てみたらとてもおいしそうだったので入ってしまった。値段もそこまで高くはない。
1階と5階に店内飲食用のテラス席がある。5階の席は近くのブルーモスク(歴史的建造物の一つ)と地中海が眺められるガラス張りの造りになっている。
僕が来た日は雨だったので一面にその景色を眺める事は出来なかったがそれでもトルコの街を一望できる景色はなかなかいいと思った。
早速コーヒーとケーキを注文した。
コーヒーを頼む時にターキッシュ?アメリカン?と聞かれたので迷わず「ターキッシュ」と答えた。前回のターキッシュコーヒーを飲んで得た知識を生かそうと思った。
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ケーキはレモンチーズケーキを頼んだ。(13トルコリラ。約400円)おいしいのだが、さすが海外のケーキという感じで甘さは何も控えてくれていなかった。
食べ終わる最後の方には飽きてしまった。恐らく正解の食べ方はカップルで来て、一つのケーキを2人で食べる、というものなのではないかと思った。
コーヒーはいつものターキッシュコーヒーの味だった。
濃厚なターキッシュコーヒーを飲んでいると「自分はさっぱりしたコーヒーの方が好きだったんだな」と気づかされた。コーヒーの味などどれも一緒だし、全く自分には分からないと思っていたので嬉しかった。
僕は昔から絶望的な味音痴だった。
どんな料理を食べてもおいしいし、別に困ったことは無かった。だが大人になると海外に行って返ってきた際に「現地の料理はおいしいの?」とよく聞かれる。
その時「いや、僕味が分からないんで・・・」
なんて言ってしまったあかつきには「不憫な子だ」や「つまらない人だ」という目で見られることが多くなった。
なんとかグルメになりたかったのだがどうしても大好きな食べ物が「ケチャップをふんだんにつけたフライドポテト」というあまりにもグルメじゃない人の味覚をしていたのでなかなか「味を知る」という事に苦労したのだ。
別に今もグルメには全くなれていないが、今回のようにコーヒーの味の違いを知れただけで嬉しくなってしまったのはそういった背景があるからである。