ドトールコーヒーにはブレンドコーヒー(220円)の他に本日のコーヒーというものがあります。
こちらは日替わりでブラジル、マンデリン、コロンビア・・・など様々な種類の本格的なコーヒーが250円前後の低価格で提供されています。
ドトールの本日のコーヒーで僕と一緒にコーヒー通を目指しましょう!
本日は「モカ」についてです。
(炭火珈琲を学びたい方はこちら⇒ 本日のコーヒーで学ぶ味「炭火珈琲」)
目次
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「モカ」とは
「モカ」はコーヒー豆の中で最も古いブランドです。
イエメンにある「モカ港」より世界に輸出されていたのでイエメン産のコーヒー豆は「モカ」と呼ばれるようになりました。
ちなみにエチオピアの豆も「モカ港」より輸出されていたため、エチオピア産の豆も「モカ」と呼びます。
イエメン産は「モカ・マタリ」と言われエチオピア産は「モカ・ハラー」「モカ・シダモ」などの収穫地の名前が付けられています。
強い酸味とフルーティーな香りが特徴で「コーヒーの貴婦人」という愛称でも親しまれます。
「カフェモカ」の「モカ」とは関係あるの?
「モカ」と聞くと「カフェモカ」という甘くてビターなドリンクを想像する方が多いと思います。
同じ「モカ」ですが、こちらに関係はあるのでしょうか?
カフェモカとはエスプレッソコーヒーにチョコレートとミルクを入れたドリンクを指します。
チョコレートの代わりにココアを代用することがあって、ドトールのカフェモカはエスプレッソをココアで割ったものが提供されています。
(ドトールのカフェモカの記事はコチラ⇒ドトールの「ココア」「アイスココア」「カフェモカ」)
「モカ」のコーヒー豆の匂いを香ってみると、チョコレートのような風味があるそうです。
そこで「モカ」に味を似せて、コーヒーにチョコレートを入れて作ったドリンクを「カフェモカ」と呼ばれることになったそうです。
ドトールのモカの特徴
ドトールのモカはホームページによると「円熟味を帯びた酸味とスパイシーな香りが特長。フルーティーな風味と、まろやかな口あたりが人気です。」とのこと
価格は250円。
使われている豆はミディアムローストのもの。ミディアムローストの豆は酸味が強いのが特徴です。
ドトールでは、キリマンジャロもそうでした。
(ミディアムローストについてはこちらの記事で説明させていただいております⇒「キリマンジャロ」について)
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実際に飲んでみました
ドトールのモカを飲んでみると、コクがあって酸味が強いです。キリマンジャロに比べるとやや弱めの酸味。また、モカ特有のフルーティーな甘みを感じます。
コーヒーから「甘み」とか「フルーティー」というようなものを感じるのは僕にとっては新鮮なものです。
なんだか、コーヒーを飲んで「フルーティーだ」という感想を抱くのはいかのもコーヒー通みたいで嬉しい。
「なんだかこのコーヒー、甘くてフルーティーじゃない?」と意中の女性の前でそんな感想を述べて「この人なんかインテリチック」と思われたいです。
また、砂糖を入れても、甘みの中にモカ特有な香りと酸味が残ります。砂糖を入れた時の香りとコクもぜひ、堪能していただきたいところ。
まとめ
「モカ」は僕に「フルーティー」という感覚を教えてくれるコーヒーでした。
まだコーヒーの「フルーティー」を体験したことがない方は、ぜひ一度お試しください。
【関連】『ドトールの本日のコーヒーで学ぶ味シリーズ』