ドトールコーヒー・スターバックス・タリーズコーヒー…。街の至るところに、セルフサービスのカフェがあります。
今回はカフェでいうところのセルフサービスとは何か?ということや特徴、歴史などをお伝えさせていただきます。
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セルフサービス/セルフカフェとは
カフェでいうところのセルフサービスとは、お客さんカウンターで注文をし、店員さんから注文したメニューを受け取り、お客さん自ら席まで運ぶスタイルのカフェのことを指します。セルフサービスは、別名セルフカフェとも言います。
ちなみに、店員さんがテーブルまで注文まで取りに来て、料理も運んできてくれるタイプのカフェはフルサービスと呼ばれています。
日本で代表的なセルフサービスなカフェと言えば、ドトールコーヒー・スターバックス・タリーズコーヒーなどがあります。
セルフサービスカフェの特徴
セルフサービスカフェの特徴は、コーヒー一杯が200円~300円程度のリーズナブルな価格から提供されているところです。
中にはおかわりサービスを実施しているところも多く、タリーズコーヒーでは通常320円の本日のコーヒーが、おかわりだと150円で飲むことができます。
ですので、一日に何度も利用してもお財布に優しいところがセルフサービスのカフェの魅力でもあります。
【関連】コーヒーチェーンのコーヒーを安い順に|お得に飲む方法・おかわり・コーヒーの特徴も!
コーヒーがリーズナブルで気兼ねなく利用しやすいので、ちょっとした空き時間にも利用しやすいです。近年はノマドワーカーの増加やスマホの普及などが影響して、wifi・コンセントが用意されている店舗も増えています。
仕事・勉強・集合時間までの時間つぶし、幅広い用途で利用することができます。また、セルフサービスカフェは全体的に完全分煙を徹底している店舗も多く、喫煙者の方の憩いの場としても利用することができます。
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セルフサービスカフェの歴史
セルフサービスカフェの先駆けと言えばドトールコーヒーが挙げられます。1980年にドトールコーヒーショップは立ち飲みとしてオープンしました。
当時の喫茶店のコーヒーの価格が300円前後という中、150円という価格でコーヒーを提供することに踏み切ったころから、周囲からは失敗するというのが思われていました。
しかし、第二次オイルショックでサラリーマンの所得が減ったことなども影響し、リーズナブルな価格でコーヒーが飲めるドトールコーヒーは支持を獲得していきました。
詳しくは⇒ドトールコーヒー誕生秘話!最初は立ち飲みだった!今はどこに存在する?
セルフサービスのカフェが急増したのはバブル期です。
バブル期は家賃が高騰し、テナントを借りて営業していた喫茶店は減少。
そして「24時間働けますか?」というフレーズが流行語になる程、ビジネスマンにとっては忙しい時代だったので、ゆったりと過ごせるような喫茶店よりも、細切れの時間を活用しやすいセルフカフェが支持を獲得していきました。
その後スターバックスのおしゃれな雰囲気で、女性の支持を獲得。また、スターバックス以外にも、タリーズコーヒー、シアトルズベストコーヒーなど他のシアトル系コーヒーチェーンもが次々と日本に進出。シアトル系の武器武器であるカフェラテなどのエスプレッソドリンクも日本で市民権を獲得していきました。
そして、セルフサービスのカフェは日本全国に拡大していき、今のように街のいたるところにセルフカフェがあるという状況となったのです。
詳しくは⇒セルフサービスのカフェが急増した理由【日本のカフェの歴史】
メニューの特徴について
セルフサービスのカフェはがっつり食事をとるという方は多くありません。そのため、フードのメニューはパン類が中心で「ホットドッグ」「サンドイッチ」など適度に小腹を満たすようなものが多いです。
ドトールコーヒーのジャーマンドック220円(税込)、ベローチェのサンドイッチ110円~(税込)と価格もお手頃。かと言って質が低いかと言うとそうではありません。ドトールコーヒーのジャーマンドックは時代に合わせてパンの硬さを微調整したりしているのです。
詳しくは⇒ドトールの「ジャーマンドック」のこだわりと愛がすごい!
また、その店の看板メニューであるブレンドコーヒーの味に合うことが考慮してフードやケーキなどのメニューが開発されるので、そのカフェごとに独自の進化を遂げたメニューを堪能することができるのです。
詳しくは⇒カフェのメニューの魅力と楽しみ方|年間1000回カフェに通って気づいたこと
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セルフサービスは気兼ねなく利用することができ、通っていると自分の部屋のように落ち着くことができます。通えば通うほど街のいたるところに自分の部屋のような存在が増えていき、生活がとても楽しくなるので、皆さんもぜひセルフサービスのカフェに足を運んでくださいませ。
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