写真:ドトール京王府中店
京王府中駅北口から徒歩1分のところにあるドトールコーヒー京王府中店に僕(福永)とDJをやっている友人で行ってきた。
駅構内にあるドトールで、店の目の前には『啓文堂』という本屋がある。
地元にこのドトールがあれば、コーヒーを嗜んで店を出たらちょっとだけ本屋に寄ってから帰るという贅沢なルーティーンを繰り返していたに違いない。
そういえばドトール高井戸店も駅の構内にあって、店を出たらすぐに『広和書店』という本屋があり、その時も同じような感想を抱いたのを覚えている。
周辺環境が似ている2つの店舗だが、高井戸店は席数も少なく本屋も割とこじんまりしていて、地元の決まった常連さんが頻繁に訪れそうで、入店した時どこか自分が部外者であるように感じたような気がする。それはそれで楽しかったが。
京王府中店は席数は割と多くの本屋も広い。常連に限らず様々なお客さんが入店するので気軽に入りやすいイメージがある。
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写真:ドトール高井戸店
日曜日ということもあってか、禁煙喫煙合わせて69席ある店内は大変混雑していて2人で座れる席が1つだけで空いていたので、DJの友人に確保してもらう。
友人の分のブレンドコーヒー(220円)と僕のカフェラテ(250円)を持って席に戻る。
店内を見渡すと、コンセントを活用しパソコンで仕事をする人や競馬新聞を広げて談笑するおじさん2人組。
僕の隣の席では黒革のロングコートを着たおばあさんが顔を伏せて寝ていて、その隣のパーカーを着た若者も顔を伏せて寝ている。
それぞれが自由に思い思いの時を過ごし、店内は全体的に気怠い雰囲気が流れており
DJの友人は「リラックスできる。友人の家に来たみたい。なんか眠くなる」
という感想を述べていた。確かに眠たくなってくる。
DJの友人はコーヒーを飲んで
「カツオ節の効いたラーメンを食べたいということを考えながらコーヒーを飲んだから不思議とこのコーヒーがカツオ節の味がするように感じる」
と言っていた。
変わった人だ。
僕はドトールのカフェラテを飲む時は表面に浮かぶ泡をスプーンで掬ってから飲むことが多い。
なんとなく行儀がよくない気もするが、泡を飲むという感覚を味わいたくなくてカフェラテという液体を飲んでいるんだという感覚をダイレクトに味わいたいから。
僕がカフェラテの泡を掬っている間に、DJの友人は気になっている女の子に送るメールの文面を考えながら
「メールってそんなに悩まなくていいよね?」
と自分に言い聞かせながら、勇気を振り絞って女の子にメールを送っていた。
ドトールで飲み物を味わい、友人と談笑し、その後2人で本屋に寄って
自転車で地元の武蔵小金井に帰る。日曜日の過ごし方としてはベストな感じがした。
有意義な休日を過ごしたい方は、ドトール京王府中店からの啓文堂書店という
贅沢なコンボを体験してみてはいかがでしょうか。
~高橋より~
ドトール京王府中店はいつも混んでいて特に喫煙席は「隣の人に煙が行かないようにしなきゃ」と考えてしまうのであまり僕はリラックスできなかった印象があります。
確かにコーヒーにカツオ節の味を感じたDJさんは変わっていますね。
でも、カフェラテの泡だけを先に飲む福永くんも相当変わっているのではないでしょうか?
「人の感覚はそれぞれだ」という良い教訓です。
女の子のメールにとことん悩むDJさん、福永くんにとてもよく似ています。
二人の友情が長く続きますように。
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