「コメダ珈琲店」は名古屋を中心に700店舗以上展開するレトロ風のコーヒーチェーンです。そんな「コメダ珈琲店」の店名の由来や、コーヒーカップを持っているおじさんが描かれているロゴについて、お伝えさせていただきます。
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「コメダ」の由来は?
コメダ珈琲店は1968年に加藤太郎さんが名古屋に1号店を開店しました。加藤太郎さんの実家はお米屋さんでした。「米屋の太郎」を縮めて「コメダ」という名前がつけられたようです。名前を付けた由来には、父への尊敬の思いが込められていると言われています。
ちなみにコメダ珈琲店はフードはパンメニューが中心となっており、お米を使ったメニューはありません。にも関わらず名前の由来に「米」が入っているのは、不思議な感じもします。
ロゴについて
カップにも描かれているコメダ珈琲店のロゴ。男性がコーヒーを持っているようなデザインをしていますが「この人は誰?」と気になっている方も多いはずです。
コメダ珈琲店のロゴは創業当時に、お店の常連さんだった美大生の方が「勉強のためにデザインさせてほしい」などといった会話をきっかけにロゴマークを考えてもらうことになったそうです。
いくつかの案があった中で、この「コメダおじさん」が混ざっていたとのこと。ちなみにこちらのおじさんは、中世ヨーロッパの紳士がコーヒーを飲んでいる姿をモチーフにされていると言います。ちなみに、現在作者は不明とされています。
喫茶店のロゴが人物というのは、よくよく考えてみれば不自然な気もしますが、不思議と違和感を感じたことはありませんでした。コメダの 常連さんが手掛けたからこそ、店の雰囲気を損なわない人物のロゴが描くことができたのかもしれません。
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看板の文字について
「コメダ珈琲店」と力強く描かれた看板の文字。
こちらは書家の樽本樹邨(たるもと じゅそん)さんが書いたものです。これには、コメダの創業者である加藤太郎さんが樽本さんの教え子だったことから、依頼されたという経緯があるそうです。
ちなみに、レトロ風コーヒーチェーンとして知られる「上島珈琲店」のロゴはUCC創業者の上島忠雄氏の自筆書体を進化させたものです。(関連:上島珈琲店とは|メニューへのこだわり・お得情報・WIFI・店舗限定メニューも!)
漢字で自筆の書体を使うことで、力強さと老舗感がでます。レトロが特徴のコーヒーチェーンには自筆の書体がなじむという傾向があるようです。
コーヒーチェーンの名前の由来やロゴには様々な思いやこだわりが込められています。他のコーヒーチェーンについても知ってみるのも面白いと思います。
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