今回はスターバックスに時計を置かない理由をお伝えさせていただきます。
時計がない理由を知ることで、新たな楽しみ方を発見し、より楽しいスタバライフが送れるようになる方もいるかと思っております。
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スタバに時計がない理由
スターバックスは単に美味しいコーヒーを提供するということでなく、お客さんが一歩店舗を踏み入れた瞬間から始まる「体験」を楽しんで欲しいという思いがあります。
スターバックスならではの、おしゃれなの雰囲気や、店員さんとのフレンドリーな会話、店舗に入った時に感じるコーヒーの香り。そして、おいしいコーヒーやフラペチーノ。
1996年に銀座にスターバックス日本1号店がオープンし、女性の支持を獲得し、流行していった背景には、こうした「体験」を提供する店が他になかったことが理由の1つに挙げられるでしょう。
(詳しくは⇒スタバが流行った理由!最初は女性に人気が出ると思ってなかった!? )
そんな、楽しい「スターバックス体験」を実現する上で実施している工夫が「時計を置かない」ということです。
これには「時間に追われる生活をちょっと離れ、心の余裕を取り戻してもらいたい」という思いが込められています。
日頃の生活に疲れ現実逃避したくてスタバを利用する方もおられることでしょう。そうした時に、時計があればついつい時間を気にしてしまい、心からリラックスすることができなくなってしまうかもしれません。こうした配慮に「スターバックス体験」を楽しんでもらいたい、という思いをひしひしと感じられます。
また、スターバックスでは「何かがないことで何かを発見したり、取り戻したりすることができる。それがスターバックスのサードプレイスの価値」というように考えられています。時計を置くか置かないかだけでも、とても深い意図があるようですね。
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時計がある店舗も存在する?
スターバックス六本木ヒルズウエストウォークラウンジ店には実は時計があります。
この店舗は、kindleなどの端末やコンセントなどが設置されていて、ビジネスマンが多く利用する店舗となっています。
内装もビジネスマン向けであり、壁にはロンドン、パリ、東京などの世界の主要都市の時間がわかる時計が掛けられています。スタイリッシュな店内デザインは、仕事に対するモチベーションや創造性を高めてくれるようです。
スターバックス体験を提供するにあたって、「時計は置かないと決めたからどこにも置かない」と意固地になるのではなく、その土地や客層、店舗のコンセプトに合わせて柔軟に対応する姿勢から「楽しませたい!」という純粋で真摯な思いが伝わってくるようです。
スターバックスの腕時計がある?
2001年にスターバックスコーヒージャパン5周年記念して、5000個限定で記念腕時計が国内全店舗で販売されていました。
漢数字の「五」とわかりやすく5周年記念だと伝わるようなロゴが入っているのが印象的。
既に店舗での販売は終了していますが、メルカリなどのインターネットオークションでは2000~5000円と意外とリーズナブルな価格で入手できます(現在)ので、腕に巻きたくてしょうがない方はぜひ落札してみてください、
スターバックスは時計を置かないことはじめとした、お客様に快適で素敵な体験をするための工夫がたくさん詰まっています。
近年、コーヒーを家で飲む需要も高まっていますが、コーヒーチェーンにはコーヒーを飲む意外の魅力的なところがたくさんあります。ぜひ、積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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