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スタバが喫煙禁止の理由!喫煙できるところもある!

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スターバックスは基本的には喫煙禁止となっております。それに対して喫煙者の方が「喫煙禁止なんておしゃれ気取ってるなー」というような感想を漏らすシーンに直面することがありました。

 

しかし、喫煙が禁止になっているのは気取っている訳ではなく、スターバックスがユーザーの満足度を考えた末に導き出した答えなのです。

 

今回は、スターバックスが喫煙禁止になっている理由と、喫煙ができる珍しいスターバックスなどのお話しをさせていただきます!

 

 

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なぜ、スターバックスは喫煙禁止なのか?

スターバックスは基本的に喫煙禁止です。これは日本に限ったことではなく、アメリカのスターバックスでも全面禁煙が実施されています。それは一体なぜなのでしょうか?

 

スターバックスは「店に近づいた時にコーヒーの香りを感じてもらうことが、人々を惹きつける上で重要な役割を果たしている」と考えています。もし、店内にタバコの臭いがしていると、コーヒーの香りは感じれなくなってしまうことでしょう。全面禁煙にした要因は、こういった香りへのこだわりによるところが大きいと言えます。

 

また、この香りへのこだわりはタバコに限りません。

 

スターバックスの最高責任者であるハワード・シュルツ氏は、パートナーには香水やオーデコロンを使用しないように要望しています。また、スターバックスでは、臭い対策のために、スープや調理した食品も扱わないようにしています。

 

スターバックスという空間にいると、優雅な気持ちに浸ることができます。そうした気持ちになれるのは、このような配慮の賜物だと言えるのではないでしょうか。

 

分煙ではダメなのか?

コーヒーの香りを感じてもらいたいということならば、店の奥の方に喫煙室を設けて、自動ドアなどで仕切って完全分煙すればよさそうと感じるのではないでしょうか。

 

もちろん、そうしないことにも理由があります。スターバックスとしては「どんなに設備をよくしても人の出入りでタバコの煙は禁煙エリアに漂う」と考えているそうです。また、タバコがないことで壁紙が汚れることもないし、煙がないことによって店がすっきりと見えることも、全面禁煙のメリットとして掲げているのです。

 

スターバックスは、完全禁煙という形でタバコの煙の対策をしました。他のコーヒーチェーンも、タバコに煙に対する対策には、大いに力を入れています。ドトールでは、赤外線スコープで煙の流れをチェックするなどして、対策を講じるなど、この各社のタバコ対策は知れば知る程面白いです。

 

ドトールのタバコ対策について詳しくはこちら⇒「白ドトール」とは?普通のドトールと何が違う?

 

スターバックスは元々は分煙だった

そんな禁煙へのこだわりを見せるスターバックスですが、1996年8月2日に銀座にオープンしたスターバックスの日本1号店は、実は分煙だったのです。

 

当時の日本では過半数の男性が喫煙者でした。「日本の喫煙事情を無視すればビジネスとして厳しい可能性がある」などの理由で分煙でスタートすることになったのです。

 

完全禁煙に移行した流れ

では、どういうきっかけで完全禁煙に移行したのでしょうか。

 

スターバックスの1号店は1階は禁煙席で、2階は喫煙席でした。この設計には問題がありました。1階の席数が限られていたため、タバコを吸わない人でも2階を利用するケースが目立ってきたのです。タバコを吸わない人にとっては、タバコの煙は心地よいものとは言えないでしょう。そうしてお客さんに不快な思いをさせているのはスターバックスの良しとするところではありません。

 

また、空調設備にも限界があって、タバコの煙が階段をつたって1階に降りてきてしまっていたのです。コーヒーの香りを大切にするスターバックスにとって、由々しき事態でした。

 

そこで、2階を分煙にして徐々ににスペースを狭くしていくという対策をとったのです。

 

しかしそれだと、喫煙者のスペースは圧迫されてタバコを吸えない喫煙者の方も出てきてしまいます。それによって、客数や売り上げが保てているのかなどの検証を重ねた結果、喫煙者がタバコを我慢しても楽しめるという結論に至りました。

 

そこで完全禁煙に移行することへの確信を得ることができ、そして3号店からようやく完全禁煙のスターバックスがオープンしたのでした。

 

完全禁煙に至るまでは実はスターバックスも葛藤していたのです。「お客さんが来なくなったらどうしよう・・・」という不安を抱きながら、完全禁煙に移行したのです。おしゃれなイメージもスターバックスも、お客さんに離れられるのは怖いのです。気取っているとかではなくて、お客さんのことを考えた末に、店内は完全禁煙となっているのですね。

 

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喫煙できる店舗

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禁煙にこだわるスターバックスですが、実は一部の店舗では喫煙することが可能となっています。

 

喫煙室があるという訳ではなく、テラス席での喫煙することが可能となっています。吸えるところは「スターバックス吉祥寺東急店」などです。店員さんに言えば灰皿を貸してもらうこともできます。

 

タバコを吸いながらスターバックスを楽しみたい方は、ぜひともこちらの店舗に足をお運びください。

 

※追記

国分寺店でもタバコが吸えることが可能だったのですが、2017年11月1日より完全禁煙になりました。

スターバックスでは完全禁煙の店舗が増えているようです。今のうちに、スターバックスで喫煙するという楽しみを満喫していおくのもよいかもしれません。

 

タバコが吸えるスターバックス店舗情報 

  

店名:スターバックス吉祥寺東急店

営業時間:9:00~22:00

定休日:不定休

最寄り駅:吉祥寺駅西口より徒歩7分

住所: 180-0004 東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-3-1 東急百貨店吉祥寺店 1F

電話番号:0422-20-0735

www.ftcompany.site

 

 

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