ドトールコーヒーにはブレンドコーヒー(220円)の他に本日のコーヒーというものがあります。
こちらは日替わりでブラジル、マンデリン、コロンビア・・・など様々な種類の本格的なコーヒーが250円程度の低価格で提供されています。
ドトールの本日のコーヒーからコーヒーを学んで、お得にコーヒー通を目指しましょう!
本日は「ブラジル(250円)」についてです。
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ブラジルについて
ブラジル産のコーヒー豆は「ブラジル」という名がつきます。わかりやすいですね。
ブラジルはコーヒー豆の生産量・輸出量ともに世界第1位のコーヒー大国。
近年ブラジル自体でのコーヒーの消費量も増えていて、1位アメリカに次いで世界2位のコーヒー消費国です。
国内では最近、カフェブームが巻き起こりおしゃれなカフェが増えて、バリスタを目指す若者も増えているとのこと。
ちなみに日本で一番輸入されてるのはブラジルの豆。
ブラジルのコーヒー豆はNO2からNO8までランクが付けら、NO2が最も評価が高いものです。
「ブラジルNO2」と聞いたら「ああ、一番いい豆ね」と言えばコーヒー通っぽいですね。
なぜNO2が一番高評価なの?NO1はないの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ブラジルの基準で言うと、
「農作物に欠点がないものなんて存在しない。だからNO1なんてものはない」
という哲学から、NO2が最高の評価になっているのですね。
味の特徴としては、全体的に酸味が少ないのが特徴。適度な苦味もあって、コクと香りの高いコーヒーだそうです。
ドトールとブラジルの深い関係
ドトールと「ブラジル」という国には深い関係があります。なんといっても「ドトール」という社名は、ブラジルにルーツがあるのです。
ドトールの創業者である鳥羽博道さんが20歳の頃、ブラジルのコーヒー農園で修行していました。
当時の下宿先が「ドトール・ピント・フェライス通り58番地」だったことから、その時の気持ちを忘れないようにということで「ドトール」という社名をつけたと言われています。
【詳しくは】『ドトールコーヒーの「由来」「ロゴ」について』
ちなみに、ドトールで使われているブラジルの豆の特徴はホームページによると下記の通り。
ソフトな甘味とほのかな酸味。こんがり焼いたトーストのような香ばしい香りが特長です。
ちなみに、豆はミディアムローストのものを使っています。
ミディアムローストは酸味が強いのが特徴でしたが、豆によっては酸味が強くないものもあるのですね。
【ミディアムローストの詳細はこちらに】
『ドトールの本日のコーヒーで学ぶ味「キリマンジャロ」について』
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飲んでみると、そこには大人の世界が・・・
実際に飲んでみました。価格は250円
ほのかな酸味とほのかな苦味。また、豊かなコクと香りがとてもよいです。
派手な味のコーヒーではありませんが、無理のない味でどことなく落ち着きを感じさせます。
なんとなくダンディなおじさんを連想させます。こんな歳の取り方をしたいなーと思わせるようなそんな落ち着いたおじさん。
極端に酸味が強い訳でも、極端に苦い訳でもないので、ブラジルが好きと言う人はなんとなくコーヒー通の感じがします。
ちなみに僕は大分、ブラジルが好きです。
【関連】『ドトールの本日のコーヒーで学ぶ味シリーズ』