ドトールコーヒーにはブレンドコーヒー(220円)の他に本日のコーヒーというものがあります。
こちらは日替わりでブラジル、マンデリン、コロンビア・・・など様々な種類の本格的なコーヒーが250円前後の低価格で提供されています!
ドトールの本日のコーヒーで僕と一緒にコーヒー通を目指しましょう!
本日は「キリマンジャロ」についてです。
(本日のコーヒーで学ぶ味「炭火珈琲」の記事はこちら)
スポンサーリンク
「キリマンジャロ」とは?
アフリカ大陸最高峰の山脈である「キリマンジャロ」
このキリマンジャロの山麓で栽培されるコーヒーが「キリマンジャロ」と呼ばれていました。
今ではタンザニア産のコーヒー全般をキリマンジャロというそうです。
味の特徴は強い酸味と甘い香りと豊かなコク。
「キリマンジャロ」は一部の愛好家からは「キリマン」と呼ばれることがあるそうです。
コーヒー通と思われたい方は「キリマンうまいなー!」という風に「キリマン」というワードを連呼してみるのもよいでしょう。
ドトールのキリマンジャロの特徴は?
ドトールのキリマンジャロ(250円)はホームページによると
「スッキリとしたキレのある味が特長です。爽やかな香りとのどごし、やわらかな酸味が広がります」と記載。
使っている豆はミディアムローストのもの。
ところでミディアムローストとは何か?
コーヒー豆は最初「生豆」という白い豆の状態で、これを焼くことによって初めて皆さんが見るような黒い色の豆になります。
この焼く作業を「焙煎」というのですが、焼く時間が浅い豆は酸味が強まり焼く時間が長い豆は苦味が強まります。
この豆を焼く時間は8段階で分けられることが主で、ミディアムローストは8段階中3番目に浅い焼き加減。
あまり焼いてないですね。
つまり、こちらのキリマンジャロはあまり焼いてない豆を使っているので酸味が強い豆となっています。
補足ですが、ミディアムローストはアメリカンを淹れるのに適した焙煎具合なので別名をアメリカンローストとも呼ばれます。
また、味の違いがわかりやすいので、品質の確認を行う際にはミディアムローストの豆を使うことが多いとのこと。
スポンサーリンク
キリマンジャロを実際に飲む
ドトールのキリマンジャロは実際飲んでみると、かなり酸味が強いです。
表現は悪いですが苦いかすっぱいかでいうと結構すっぱいコーヒーです。
もちろん嫌なすっぱさではありません。
さわやかで喉をすーっと通過していく、スッキリとした味わいとなってます。
また、このキリマンジャロは砂糖を入れた時も強い酸味が残ります。
甘い砂糖を入れても「俺はキリマンジャロやぞ!」と主張しているが如く、キリマンジャロらしさを失わず自分の魅力である酸味を遺憾なく発揮しています。
個性が強い!
「コーヒーに砂糖入れたら全部同じ味じゃない?」と言われることがあるのですが、そういう意見をお持ちの方は一度、こちらのキリマンジャロで砂糖の投入を試していただきたいです。
まとめ
キリマンジャロは酸味が強いコーヒーで砂糖を入れてもらしさを失わずに、存分に個性を発揮していました。
ぜひ、皆さんも「キリマン」の魅力に酔いしれてみてください。
【関連】『ドトールの本日のコーヒーで学ぶ味シリーズ』