今回は「フードペアリング」についてお話させていただきます。
フードペアリングはコーヒーと食べ物を合わせることです。フードペアリングは、やり方次第ではコーヒーと食べ物の味を増幅させることが可能になります。
フードペアリングの考え方を知ることで、カフェライフがより楽しいものになると思います。カフェでのフードペアリングの例もお伝えしますので、興味が出ましたら実際に足を運んでみてくださいませ。
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フードペアリングの考え方
フードペアリングとは、コーヒーと食べ物を合わせることです。
以前は「コーヒーの苦みと甘いお菓子は合う」ぐらいにしか考えられていませんでしたが、近年は「コーヒーとフードのフレーバーを合わせることで味を増幅させる」というような考え方主流になっているようです。
美味しさを増幅させる方法
味を増幅させる方法は、コーヒーとフードの味わいが近いものを選ぶことです。例えば、チョコレート系の香りを持つコーヒーならばチョコレートを合わせることで、よりその味の特徴が強調されます。味わいを補完することで美味しさが倍増するのです。
また、味の濃さや重さなどを合わせるという方法もあります。
コーヒーの味がすっきりとしたものに、ヘビーな味わいのスコーンなどを合わせると、コーヒーの印象が打ち消されてしまうこともあるかと思います。ですので、濃いフードの時は濃いコーヒーを合わせることによって、両方の味が引き立つようになるのです。
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カフェで学ぶフードペアリング
フードペアリングを知るには、実際に体験してみるのがよいかと思います。下記ではフードペアリングを楽しめるカフェについてお伝えさせていただきます。
スターバックス
日本のカフェの中では最も多い店舗数を誇るスターバックス。おしゃれな雰囲気の店内でフードペアリングを楽しむと、優雅で充実した気持ちに浸ることができます。
スターバックスでは、厳選されたコーヒー豆を使用したドリップコーヒーが日替わりで提供されています。また、フードも充実しているので、フードペアリングを楽しむには最適なカフェなのです。下記はスタバのメニューのフードペアリングの実例をお伝えしております。
ライトノートブレンド×アメリカンワッフル~味の濃さ、重さを揃える~
写真:アメリカンワッフル 270円(税込)ホイップ追加+30円
ライトノートブレンドは、軽くて飲みやすいのが特徴のドリップコーヒーです。 味の濃さや味を揃えるということで、軽い生地感のアメリカンワッフルとの相性がよいと言えるでしょう。軽い×軽いで両方の印象が薄まることがありません。
ちなみに、アメリカンワッフルは+30円でホイップクリーム、そしてチョコレートソースとキャラメルソースは無料でトッピングすることができます。おすすめ。
【関連】スターバックスのモーニング<メニュー一覧・おすすめフード>
カフェベロナ×アメリカンスコーンチョコレートチャンク
写真:アメリカンスコーンチョコレートチャンク 280円(税込)ホイップ追加+30円
カフェベロナはダークココアのような口あたりが特徴のコーヒーです。飲むまでは「ダークココアって何?」とピンと来ませんでした、実際に飲んでみると「ダークココアっぽい香りがする!」と直感でわかる感じがします。
カフェベロナと相性のいいフレーバーはチョコレートです。また、しっかりとしたコクがあるため生地感のしっかりとフードでも合います
スターバックスで「チョコレート」「生地感がしっかりしている」と言えば「アメリカンスコーンチョコレートチャンク」です。ダークココア×チョコレートというフレーバーが近いもの同士なので増幅効果が期待できます。
【関連】スタバ|アメリカンスコーンチョコレートチャンク|おすすめカスタマイズ!
スタバ推奨のフードペアリングテクニック
スターバックスではフードペアリングを楽しむ際に、推奨されている食べ方があります。
<スタバ直伝フードペアリング>
① コーヒーの香りや味わいを確かめる
②フードの(断面の)香りを確かめ、味わう
③フードが口の中にある状態で、再度コーヒーを味わいます。 口の中でフードとコーヒーがお互いの風味を高めあっていることを感じたら成功。
スタバ直伝のフードペアリングも「同系統の組み合わせで味が増幅する」という効果を知っていればより楽しめると思います。
カフェのコーヒーとフードの鉄板の組み合わせ
各カフェには、 コーヒーとフードの相性が合いすぎるメニューが存在します。味を揃える等のテクニックはさておき、僕が知っていただきたい、カフェのコーヒーとフードとの鉄板コンビを紹介いたします。
ドトールコーヒー~ブレンドコーヒー×ジャーマンドック~
ジャーマンドック220円(税込)とブレンドコーヒー220円(税込)の相性は抜群です。モーニングセットだと390円(税込)というリーズナブルな価格で食べることができます。
ドトールのメニューは低価格なのにクオリティが高いのが特徴です。
ジャーマンドックは、パンにソーセージとマスタードを挟んだシンプルなもの。マスタードで口の中が少しひりひり感にドトールのブレンドコーヒーが染み込むと、幸せな気持ちになります。ドトールという場所にも合っているのが良いです。
詳しくは⇒ドトールの「ジャーマンドック」のこだわりと愛がすごい!
サンマルクカフェ~ブレンドコーヒー×チョコクロ~
サンマルクカフェのブレンドコーヒー(216円)とチョコクロ(183円)も相性抜群です。ブレンドコーヒーはチョコクロと一緒に飲んだ場合と、単体で飲んだ場合には全く違う印象に感じます。
フードによってコーヒーの味が変わることを痛感できる組み合わせだと思います。
詳しくは⇒サンマルクカフェの「チョコクロ」の魅力|年間1000回カフェに通う男が考える!
フードペアリングについて知っているとカフェの楽しみ方が広がると思います。より美味しく食べるだけでなく、好奇心が満たされている感じもして面白く感じるのではないでしょうか。
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