スポンサー
コーヒービーン&ティーリーフについて
コーヒービーン&ティーリーフは、1963年にアメリカのロサンゼルスに誕生しました。現在、世界27ヶ所に1000店舗以上構える「ロサンゼルスの象徴」とも言われるコーヒーチェーンです。2015年5月26日に日本1号店を日本橋にオープンし、現在全国に5店舗を展開しています。
コーヒーやティーはそれぞれ20種類以上のメニューがあります。価格帯は300~500円と利用しやすいものとなっています。
店員さんがフレンドリーな感じで「最近、旅行に行ったんですよ~」と話しかけようものなら「へー、どこ行ったんですかー?」と自然と返してくれそうなそんな雰囲気があります。
訪問して強烈に印象に残った「紫色のストロー」
「コーヒービーン&ティーリーフ」は様々な特徴はあるものの、訪問して強く印象に残ったのは「紫色のストロー」です。皆さんにも、ぜひとも、この紫色の持つストローのパワーを僕は感じて欲しいと思っております。
ここでは、コーヒーチェーンにとって、ストローの色の重要性を肌で感じることができるという貴重な経験ができるのです。
スポンサーリンク
タリーズのストローが緑の理由~スターバックスに影響を与えた?~
タリーズの日本1号店が銀座にオープン当初は、3ヶ月経っても赤字という危機的状況でした。
そんな状況を打開するために、ジャパンタリーズ創業者である松田公太さんは店の宣伝のためコーヒーカップを片手に銀座の街を歩いたと言います。
しかし、当時はスターバックスの方が有名でタリーズの知名度はほぼ皆無。カップを見た人たちが、タリーズではなくスターバックスに行ってしまうこともあったそうです。
松田さんは「手に持ってるタリーズのカップに注目してもらうにはどうしたらいいだろう?」ということを考えました。そして「ストローの色を変えれば道行く人がきっとカップに注目するはず!」という結論に至って、ストローを緑にしたのです。
その結果、明らかに周囲の目が変わり、店にもこの頃からお客さんが増えだしたと言います。その半年後、スターバックスはそれまで薄いピンク色のストローを使っていたのにも関わらず、日本とアメリカの全店でストローを緑色に変更したのです。
これは一説によるとタリーズを目立たなくさせる戦術のひとつだったと言われています。これを機に、イタリアの喫茶店などでも緑色のストローを使う喫茶店なども現れたといいます。
コーヒービーン&ティーリーフでその時のインパクトを…
この話しを聞いたことにより「日本人のコーヒーショップの店長が、ストローの色を変えことで、世界のストローに影響を及ぼすなんてすごい!」という感想は抱いたものの「ストローを緑色に変更することが、本当にそこまでインパクトを与えるのだろうか?」とどこか疑問に思っているところがありました。
しかし、コーヒービーン&ティーリーフに訪問したことによって、そのストローの色の持つ力を実感として理解することができたのです。
テイクアウト用のカップに入ってるアイスのカフェラテも紫色のストローが刺さっているだけで、遠目に見ると心をワクワクさせる魅惑的なドリンクに見えます。
しかも、店内あらゆるところで紫色のストローを刺した人が、ドリンクをすすっている光景を見ると、不思議とテーマパークにいるような気持ちになり、楽しげでメルヘンな気分に浸れるのです。ストローの色が紫色なだけで非日常感を体感できるのです。
きっとストローを緑色に変更した当初は、色の違いはあるものの、このような非日常感を味わっていた人が大勢いたのかもしれません。あの時、ストローを緑色に変更したことのインパクトを肌で感じることができて、嬉しくなり、また頭の中のしこりがひとつとれたような感覚になりました。
もし、コーヒービーン&ティーリーフが全国に拡大して紫色のストローが当たり前の存在になってしまったら、このような非日常感を味わうことができなくなってしまうかもしれません。
その前に、訪問できてよかったなーと思う今日このごろでした。
場所
店名:コーヒービーン&ティーリーフ 日本橋一丁目店
最寄り駅:日本橋駅B9出口直結
営業時間:平日7:00~22:00/土日祝8:00~21:00
定休日:年中無休
設備:電源、WIFI、禁煙
住所:東京都中央区日本橋一丁目3番13号 東京建物日本橋ビル1F
電話番号:03-6262-1336
スポンサーリンク