学んで楽しむコーヒーチェーン

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タリーズでバイトを「フェロー」と呼ぶ理由!バイト事件簿!

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タリーズでは社員やアルバイトなどの従業員は「フェロー」と呼ばれています。一体なぜでしょうか?学んでタリーズを楽しみましょう!

 

 

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フェローと呼ぶ理由は?

 

タリーズは社員・アルバイトを区別なく「フェロー」と呼ばれています。フェローは英語で「仲間」という意味。こういった呼び名ができたのには、ある経緯があります。

 

銀座に誕生したタリーズ1号店は、なかなか集客がうまく行かずオープンから三ヶ月間赤字が続きました。創業者である松田公太さんは自ら店に立ち、店が暇な時にはタリーズのカップを持って街を歩いて宣伝したと言います。

 

そんな日々を過ごしてると、松田さんの体力も限界に近づいていきました。そして、弱音を吐いてしまう時もありました。そんな松田さんを励まし元気付けてくれたのはアルバイトのメンバー。いつしか松田さんは下記のように思うようになったと言います。

 

「社長だろうが、店長だろうが、社員だろうが、アルバイトだろうが、タリーズを愛する気持ちは変わらない。タリーズで働いてくれる人は皆仲間なんだ」

引用:『すべては一杯のコーヒーから』著:松田公太(新潮社)

 

そして経営理念を作る際に「従業員」という名前の代わりに「フェロー(仲間)」という言葉を書き込んで、社長、部長、社員、アルバイトなどの役職に関係なくフェローと呼ぶことにしたそうです。

 

<アルバイト事件簿>

 

現在、タリーズに行って本日のコーヒーを注文すると「これにはミルクを入れた方がいいですよー」と教えてくれたりしてくれることもあり、非常に気持ちのよい接客をしてもらえます。

 

しかし、タリーズ1号店のオープン当初はアルバイトの方がちょっとした事件を起こすこともあったそうです。

 

松田公太著『全ては一杯のコーヒーから』(新潮社)よりそのちょっとした事件や初期のアルバイトの方の人柄について紹介させていただきます。

 

Yくん~教えを忠実に守りすぎる少年~

Yくんというフリーターの方は、電車が止まる大雪の中でも、約束どおり面接に来るような真面目な少年だったそうです。しかし、一方で常識が欠けるところもあったそうです。

 

ある日、創業者であり店長の松田さんが「コーヒー豆は米粒と同じなんだ。農家の人が時間をかけて一生懸命つくっている。だから絶対、粗末に扱ってはいけない」と話しをしました。それを聞いたYくんは教えに忠実に守りすぎて、コーヒー豆を床にこぼした際に、一粒ずつ丁寧に拾い集めてもとの入れ物に戻そうとしたそうです。あまりにも忠実過ぎます。

 

また、パン・コーナーのパン類を並べ直す時に、お客さんの見てる前でパンを鷲掴みにして並び替えようとしてしまいました。「パンは手で掴んじゃだめだよ」と松田さんが言うと、今度はお客さんの方を気にしながらトレーを傾けたり、揺らしたりしてパンをずらして並べようとしたそうです。トングという発想がなかったみたいです。しかし、こういう真面目に愚直に取り組む姿はとても好感が持てますね。

 

Nくん~暴れん坊~

Nくんは茶髪にピアスと見た目が不良っぽい学生。

 

Nくんは手間のかかるメニューを注文されると「面倒臭ぇなあ」とお客さんの前で言ってしまうことがありました。松田さんが注意すると「何だよ!こんなとこいつでも辞めてやるよ!」と逆ギレ。タリーズの帽子を投げつけ店を出ていってしまったそうです。

 

その後、Nくんが給料を取りに来た時に店内で大暴れして、従業員の幸枝さんが蹴られてしまうという事件も起きました。最初のタリーズは本当にてんやわんやだったのですね。

 

高橋幸枝さん~タリーズの店舗を統括する担当に~

 

Nくんに蹴られてしまった幸恵さん。彼女はOLを退職したのをきっかけにアメリカ旅行を計画、資金を稼ぐためにタリーズでバイトをはじめました。彼女は最初、お客様との応対で声が震えてしまっていたそうです。また、大雑把な性格で絵が曲がっているのを注意すると「どうしてこれじゃだめなんですか?」とかみついてくることもあったそうです。

 

ただ、仕事が覚えるのが早く、チャキチャキの江戸っ子らしい性格で、接客にもすぐ慣れて、最終的にタリーズの店舗を統括する担当にまでなったとのこと。

 

チャキチャキの江戸っ子のメンタリティを持ってる女性は、なんとなく仕事ができて出世ができるイメージがあります。また、そういったタイプの女性に接客されると、仕事が早くて好印象を抱くことが多い気がします。

 

 

いかがでしたでしょうか。タリーズの「フェロー」という呼び方は、従業員を仲間だと思う気持ちから来ていたのですね。普段タリーズの従業員の方について真剣に考える機会は少ないと思いますが、こういった経緯があって今の従業員の方が働いてると思うと、違った見え方をするかもしれませんね。

 

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すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

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