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タリーズコーヒーの内装について~椅子は最初は金色だった!?~

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今回はタリーズの内装について紹介させていただきます。

 

 

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タリーズの内装について

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タリーズのターゲット層は25歳以上の大人で、店舗デザインも自ずと大人を意識したものとなっています。

壁の色について

壁の色は落ち着いた雰囲気を出すために茶系の暖色に。この色はタリーズ内では「クレマ」と呼ばれているそうです。

 

「クレマ」というのはエスプレッソの最上層にできるゴールデン・ブラウン色をした泡のこと指します。

 

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また、タリーズの壁には茶殻が使われているところもあります。

タリーズの「紙ナプキン」に入っているものとは!?そして壁には茶殻が!?

 

椅子と照明 

タリーズではカントリー風の椅子が使用されています。

中にはユニークな椅子も採用されていて、「ピッチフォークチェア」という背もたれに干し草用のくま手を使い、足は斧の柄の形をしているものもあります。

 

また、直営店全店はLED電球が設置されていて、落ち着いた照明の色をしています。

 

店舗にもよりますが、僕はタリーズの照明は少しだけ薄く暗い、夜っぽい雰囲気のイメージがあります。

ドトールでもLEDの使用店舗がありますがこちらは、店内を明るく照らすようなイメージが強いです。同じLEDでもコンセプトによって見せ方が全然違うのですね。

 

ちなみにドトールの照明は、影が出ないような店舗設計がなされていたりします。⇒ドトールの「照明」のこだわりが凄い!~ドトール赤坂一丁目店~ 

 

タリーズの店内の雰囲気について思うこと

 

タリーズの店内は大人を意識した落ち着いた雰囲気がありますが、肩肘張らずに気軽に利用しやすいという特徴もあると思います。

店舗に騒がしいイメージはあまりなく、若年層で利用される方もおしゃべりよりも勉強目的で利用する方が多いと思います。

 

僕はパソコンで作業をしたい時はタリーズを選ぶことが多い気がします。

ちょっと薄暗くて落ち着いた雰囲気が、自分の時間に没頭して過ごすことに、非常にマッチしているからだと思います。自宅で仕事をしていてもなかなか捗らず、ちょっと気分を変えたいという時にはタリーズはおすすめのスポットです。

 

【関連】勉強しやすいカフェはどこ?ドトール・タリーズ・スタバ・コメダ・ルノアール…徹底比較!

 

少し特別な内装もある!?

タリーズは店舗によって、少し特別な内装の店舗もあります。

 

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タリーズ表参道ヒルズ店は旗艦店に次ぐ大きさの店舗で、テーマごとにゾーン分けされていて「ゆっくり過ごしたい方」「カップルとしゃべりをしたい方」などあらゆる要望に応えてくれます。また、雑誌のバックナンバーも置いてあっておしゃれに表参道気分が味わえたりします。

 

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また「タリーズ隅田公園店」は隅田川沿いという立地にあり、東京都内で初めて河川敷内にオープンしたカフェとして知られます。こちらではどこに座ってもなるべくスカイツリーが見えるような設計にしてるようです。

 

タリーズは店舗によって内装に違いがあります。

その地域の客層に合わせて、様々な工夫が凝らされていることでしょう。「どういったお客さんのことを想定して、どうしてこうした内装にしているのか」などと考えながら、店内を眺めてみるのも楽しいかもしれません。

 

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タリーズのオープン当初、椅子は金色だった?

 

1997年8月、日本のタリーズの1号店が銀座に誕生しました。

創業者の松田公太さんは、元々は銀行員で経営者としての経験もなかったため、タリーズ創業当初は店舗設計や内装に関しては右も左もわからない全くの素人だったといいます。その結果、相談したデザイナーに言われるがままにしたことで、多くの失敗をしたと言います。

 

 

タリーズの椅子は最初椅子は金色の布製だったそうです。

その結果、コーヒーをこぼしてしまうとシミとして残ってしまうというハプニングが起きてしまうということもありました。

 

また、壁の素材の「ツヤ」選びでも失敗したと言います。ツヤがあると壁がテカテカと光反射します、ツヤがない場合は壁はテカテカせずに落ち着いた雰囲気が出来ます。

 

デザイナーから壁に関しては「ツヤがない方がおしゃれだ」と言われて、実際にそうしてみたところ、椅子やカバンが少しこすれるだけで汚れがつき落ちなくなってしまうということもあったそうです。

 

現在、タリーズは落ち着いた雰囲気で過ごしやすい内装をしていますが、昔は金色のシミがつきやすい椅子が並べられ、汚れやすい壁をしていたタリーズだったのですね。もし、以前のような空間でしたら、店内を汚さないように慎重を期してビクビクしながらタリーズで過ごしていたことでしょう。

 

 

タリーズの内装について知るだけでも、タリーズの見方が大分変わるかと存じます。今度タリーズを訪問した際には、改めて店内の様子をまじまじと眺めてみてはいかがでしょうか。

 

www.ftcompany.site

 

 

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